■岡野が測定方法を解説!
こんにちは。
健康管理士の岡野です。
健幸いきいき広場では、
岡野が色々なものを食べ、
食後の血糖値を測定して、
ご報告しています。
当たり前のように
紹介していますが、実は、
めちゃめちゃ大変なんです!
どんな風に測定しているか
ご存知ない方もおられると
思います。
いつもさらっと結果だけを
お伝えしていますが、
今日は、測定風景をご紹介!
バンドメンバーのように
それぞれを紹介していくぜ!!
■岡野の愛機!グルコカードプラスケア!
岡野が毎日使用しているのは、
アークレイという会社さんの
グルコカードプラスケアという
血糖値測定器(本体)です。
本体は、買うと1万円くらいします。
何が良いって、老眼になるつつある
岡野でも見やすい大きな画面です。
測定した日付と時間、
血糖値が表示されます。
過去の測定結果も記録できます。
この本体を使って、血糖値を
いつも測定しているんですよ。
では、この血糖値測定器の
相棒を紹介していくよ~!!
■穿刺器のジェントレットちゃん!
次は、採血用穿刺器具の
ジェントレットちゃんです!
あぶない刑事のタカとユージ
のような切っても切れない関係です。
穿刺器具も色々と
種類があるのですが、
安くて使いやすいです。
これは、1本2,500円くらい。
先端の1~6の数値で
針の深さを選べます。
男性の方だと皮膚の皮が
厚いので数値は大きめ、
皮膚が薄い方は、数値は
低めとなります。
数値が大きくなるほど、
痛みを感じやすくなります。
岡野は、1でやっています。
なので、痛みはほとんどないです。
■採血用穿刺針:ジェントレット針!
岡野が普段測定している方法は、
指で採血して血糖値を測定する
タイプのものです。
そのため、先程の穿刺器具の
ジェントレットに針をセットして
指から血を出す必要があります。
想像するだけでも痛いですよね~。
糖尿病の方は、これを毎日、
食事ごとにやるわけですからね。
測定するタイミングは、
・起床後(空腹時血糖値)
・食前血糖値×3食
・食後1時間×3食
・食後2時間×3食
と1日10回測定して、
高血糖が起きていないかを
確認します。
消耗品が1回190円前後するので、
1日10回測定すると、
なんと!1日1,900円のコストに。
月で換算すると57,000円。
そのため、朝の空腹時しか
測定しないという人もいます。
血糖値測定器は、
医療費控除の対象にはなりますが、
・ランニングコストがかかる
・毎日、血糖値を測定する習慣
を考えると糖尿病には、なりたくない
と思うわけです。
この針も各メーカーから
痛みの少ないものが出ていて、
色々試した結果、岡野的には、
ジェントレットが痛みが少なく、
愛用しています。
針に保護キャップがついているので
安心できる点も良いですね。
針は、1個25円くらいです。
どこのとは、言いませんが、
めちゃめちゃ痛いのもあります(涙)
痛いのを最初に使っていて、
他の針も同じような痛みだと
思われている方には、是非、
このジェントレットちゃんを
オススメします。
ジェントレットは、
うちの薬局でも販売しているので
ページ下のLINEからご連絡ください。
先程のジェントレットに
ジェントレット針を装着します。
装着後、保護キャップを
左右どちらかに回して
取り外してください。
確認窓全体が黄緑色になれば、
採血の準備OKです。
■グルコースキット:Gセンサー
採血針の準備の後は、
Gセンサーに血を吸わせて
血糖値を測定します。
これは、1つ140円くらい。
では、血糖値測定器の本体に
Gセンサーをドッキングします!
開封口を左右に広げて、
血糖値測定器の本体に差し込みます。
Gセンサーは、全部出さずに
アルミパックで摘まんだまま、
本体に差し込むと良いですよ。
Gセンサーを差し込むと
本体の電源がついて、
「血液を吸引させてください」
と表示されます。
電源がつかない場合は、
奥まで差し込んで上記の画面を
表示させてください。
■指を消毒します!
次に指で採血する部分を
消毒用脱脂綿で消毒します。
会社では、ステリコットαを
使って消毒しています。
1つ27円くらい。
指を脱脂綿で拭いた後に
消毒液が残っていると、
正しく測定できないので
しっかりと乾かします。
では、いよいよ測定です。
■いざ!測定っ!!
ジェントレットで
指に針を刺します。
先端を指先に押し当て、
グレーの穿刺ボタンを押すと、
針が出て、血が出ます。
すると、こんな感じで血が出ます。
ゴマ粒くらいの大きさでしょうか。
少なすぎるとエラーになります。
そして、本体に差し込んだ
Gセンサーの先端を血に
触れさせると血液が吸引され、
血糖値が測定できます。
画面に血糖値が表示されたら、
無事、測定は完了です!
測定後、表示される際は、
日付などはありません。
いつも岡野が掲載しているのは、
記憶データとなります。
最大800件まで記録できます。
使用したGセンサーは、
血糖値測定器本体の裏にある
レバーを押し出すと外れます。
針は、ジェントレットの
白いつまみを押して、
採血針を取り外します。
消耗品のごみは、都道府県に
よりますが、燃えるゴミとして、
廃棄しています。
これで測定は、終了です。
いかがだったでしょうか?
血糖値測定は、慣れれば、
1分くらいでやれます。
この後、測定結果を
写真に撮って、記事にすると
数時間は掛かります。
毎週お届けしている
健幸いきいき広場の記事は、
このようにつくられているんですよ~。
静止画だと、分かりづらい方は、
薬剤師の森が解説している動画も
ご覧ください。
動画は、ジェントレットではなく、
アキュチェックセミディスポという
穿刺器具なので、針の使い方は、
異なりますが全体の流れはつかめます。
HbA1cが5.6%以上の方は、
対策をアドバイスするので
LINEよりご相談ください。
本日も最後までご覧いただき、
誠にありがとうございました。
お気軽にコメントください(#^^#)