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痩せないのは、鉄分不足!

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■多くの方が鉄分不足!

食事を気をつけて、
運動をしていても
なかなか思ったように
減量できない人もいます。

こういった方に
共通しているのが

【鉄分不足】

です。

なぜ、鉄分が不足すると、
ダイエット効果が下がるか
説明していきますね。

■貧血の方は、太りやすい?

特に女性の方は、
毎月の生理により、
鉄分が失われます。

婦人科などで
指摘されている方が多く、
自覚されている方もいます。

ダイエットに悩む方は、
鉄の摂取量も少なく、
鉄欠乏症の方が多いです。

鉄は、体内で血色素の
ヘモグロビンをつくり、
酸素を結合させることで
全身へ運搬します。

そのため、鉄が不足すると、
酸素が全身に届きにくくなり、
筋肉や基礎代謝が下がります。

また、酸素は、体脂肪を燃やします。

鉄不足により、酸素も不足すると、
燃えにくい体になります。

基礎代謝が下がると消費する
エネルギーが減ってしまうので
太りやすい体質になります。

鉄は、体内で熱をつくるので
鉄不足が続くと、体温が下がり、
冷え性にもなります。

このように鉄不足によって、

・燃えにくい体質

になることで、どんどん
太りやすく、痩せにくい体質に
なっていってしまうのです。

■鉄不足の症状とは?

鉄が不足していると、

・冷え性
・疲れやすい
・だるい(倦怠感)
・頭痛を感じる

・めまい、たちくらみがある
・耳鳴り
・顔色が悪い
・肌荒れ
・爪が割れやすい

・髪にツヤがない
・唇の皮がむける
・動悸
・すぐに息切れする
・むくみ

・イライラする
・氷を食べたくなる

・甘いものを欲する

このような症状を感じます。

いかがでしょうか?

■甘いものが好きな人は、要注意!?

鉄不足、貧血の症状で
あまり知られていないのが、

甘いものを欲する

という症状です。

鉄不足により、脂肪が
燃えにくい体質になると、
エネルギーを燃やす回路が

解糖系

と呼ばれるものに
切り替わります。

かなり説明が難しいので
今回は、割愛しますが、
この解糖系になると、
酸素を必要とせず、
糖質を燃料にエネルギーを
つくり出します。

しかし、その過程において、
疲れの原因となる乳酸を
生成してしまうので、
解糖系になってしまうと、

・甘いものが欲しくなる
・疲れやすくなる


といった症状が続きます。

鉄不足でも疲れやすさは、
起きるので見極めが難しいですが、
特に甘いものがやめられない
という方は、鉄不足により、
代謝が解糖系になっていると
思われます。

つまり、鉄分不足によって、
体が解糖系になってしまうと、
糖質を燃料とするために
常に甘いものが欲しくなり、
エネルギー代謝の際に乳酸を
つくり出してしまうので、
疲れやすく運動不足となります。

そして、この習慣によって、
痩せにくく、太りやすくなるのです。

今まで甘いものが好きだと
思い込んでいた方も実は、
この解糖系の影響によって、
無意識に糖質依存になっていた
という可能性もあります。

■鉄不足、どうやって確認する?

健康診断の結果では、
ヘモグロビン濃度が

成人男性:13g未満
成人女性:12g未満

妊婦:11g未満
高齢者:11g未満


で貧血となります。

ただ、検診結果で
問題なくてもフェリチンが
不足していると

【隠れ貧血】

となります。

フェリチンは、鉄を貯蔵する
たんぱく質のことです。

フェリチンは、病院などで
1,000円くらいで検査できます。

上記の鉄不足の症状はあるが、
健康診断のヘモグロビンの数値は
正常という方は、ご確認ください。

■鉄分の多い食品とは?

鉄分には、ヘム鉄と
非ヘム鉄と2種類あります。


鉄分なら、何でも良い
というわけではなく、
ヘム鉄の方が吸収が
良いので、吸収率の高い
ものを選びましょう。

普段の食事で摂取できる
ものだと、

豚レバー
鶏レバー
貝類(あさり、しじみ)

干しエビ
にぼし


このあたりが吸収率が
高いのでオススメです。

私は、お腹が減った時は、
にぼしなどを食べます。

にぼしは、鉄だけでなく、
カルシウム、亜鉛などの
栄養素が豊富で血中の
中性脂肪やコレステロールを
調整する不飽和脂肪酸も
含まれているのでオススメです。

■鉄は、どのくらい摂取すべきか?

1日に摂取する鉄の量は、
成人男性であれば、7.5mg、
成人女性は、10.5mgです。


鉄は、吸収が悪いので、
意識して多めに摂取して
いただければと思います。

鉄不足が解消されると、
エネルギー代謝が正常に
戻ることで、脂肪が
燃焼されはじめます。

すぐに体重が減るという
わけではなく

・甘いものが不要になる
・疲れにくくなる
・だるさを感じにくくなる
・体温が上がってくる
・体重が減ってくる


ダイエットで変化を感じない方は、
是非、鉄分を摂取しましょう。

食事から鉄を摂取できない方は、
サプリメントでも大丈夫です。

■まとめ:鉄を補給し、運動を!

体脂肪が燃える材料である
鉄分を摂取し、さらに
有酸素運動をすることで
酸素をたくさん取り込むと
燃えやすい体質になります。

そのため、鉄を摂取し、
スロージョギングなどを
習慣化しはじめると、
一気に変化を感じる方も
いらっしゃいます。

今までダイエットで
成功できなかった人にとって、
パズルに例えると、鉄分が
足りないピースというわけです。


この鉄分を摂取することで
うまく代謝が機能しだすかを
一度、ご確認ください。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 44歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

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