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なぜ、あの人は、痩せているのか?

目次

■同じ食事でも太る人と太らない人の違い

こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。

ダイエットをしている人で
一度は、

「同じものを食べても
  なぜ、あの人は太らないのか?」


と思ったことはありませんか。

他人の場合、同じものを
食べているかは確認できませんが、
家族で同じものを食べていても
一方は、太り、一方は太らない
なんて、経験はありませんか?

個人差なのか、体質なのか、
それともこっそり運動してるのか?
今日は、そんな謎に迫ります。

■同じものを食べても異なる肥満ホルモン

日頃、太るのは肥満ホルモン
だとお伝えしておりますが、
肥満ホルモンというのは、
食事をした後に膵臓から
分泌されるインスリンという
ホルモンのことです。

最近、広場を読み始めた方は、
こちらの記事をご覧ください。

悪者のように思えますが、
インスリンが分泌されないと
人は死んでしまいますので
生命を維持するためには
非常に重要なホルモンです。

このインスリンの分泌量は、
普段なかなか知ることは
できないのですが、最近、
偶然にもインスリンの分泌量を
検査されたというお客様が
いらっしゃったんです!

そして、データを開示しても
良いとご快諾いただきました。

ミンメイ様、奥井様
ご協力ありがとうございます!

これは、糖負荷検査といって、
糖尿病の恐れがある人が
血糖値や糖の代謝が正常かを
確認するために受ける検査です。

75gのブドウ糖飲料を摂取して、
血糖値やインスリンが正常に
推移しているかを検査します。

この量は、角砂糖に換算すると、
約25個分となります。

検査では、75gのブドウ糖を
摂取するので、検査を受ける方、
全員が同じ食事内容で検査する
と捉えることができます。

まずは、Aさんの血糖値と
インスリンの分泌量の推移を
ご覧ください。

スマホだと、写真が小さいかも
しれませんのでインスリンの
分泌量を並べますと、

0分:4.6
30分:42.5
60分:58.7
120分:48.8

となります。

インスリンの分泌量としては、
食後60分後に58.7とピークに
達していますね。

血糖値も60分後が162と
ピークになっているので、
一番、血糖値が高い時に
インスリンをたくさん分泌して
血糖値を下げようとするわけです。

これは、火事の消化活動の
イメージが近いですね。
火が一番大きい時に水を
一番多く使って、火が
小さくなったら水の量も
徐々に減らしていきますよね。

では、Bさんの結果を
みていきましょう。

Bさんも血糖値は、
Aさんと同じ食後60分で
179がピークとなっています。

しかし、Bさんは、
インスリンの分泌量が
食後60分ではなく、
120分後の121がピーク
となっています。

Hというのは、Highで
基準値より高いということです。

120分後のインスリンの
上限値が43.4なので、
約2.8倍インスリンが
分泌されたということです。

先程の火事の例で考えると、
火が弱くなってきた時、
つまり血糖値が下がってくると
それに応じてインスリンも
分泌される量は減るはずです。

しかし、Bさんの場合、
血糖値が下がっているのに
インスリンの分泌量は
過剰に分泌されています。

ピークである1時間で比較すると、

Aさん:58.7
Bさん:88.5(+30.2)


このようにBさんは、
Aさんと同じブドウ糖75gを
摂取しても分泌される
インスリンの量が多いのです。

では、2時間後の比較です。

Aさん:48.8
Bさん:121.9(+73.1)


さらに差は広がっており、
約2.5倍となっています。

食後2時間までの
インスリンの合計量で比較すると、

Aさん:154.6
Bさん:267.0(+112)


とわずか2時間で
インスリンの分泌量の差は、
112となっています。

体質とされる理由のひとつに
このインスリン分泌量の差
太りやすい人とそうでない人を
分ける要因となります。

1日の摂取カロリーが低くても、
中性脂肪や内臓脂肪が増えるのは、
食事や間食、飲料などの摂取で
血糖値が上がり、肥満ホルモンが
過剰に分泌されれば、太るのです。

■血糖値が低くても肥満ホルモンは分泌される?

AさんとBさんの血糖値と
インスリンの数値を比較した
データです。

この数値を見ると、そこまで
血糖値の変化は、大きくないです。

血糖値比較0分30分60分120分
Aさん87129162145
Bさん95140179155
+8+11+17+10
インスリン0分30分60分120分
Aさん4.642.558.748.8
Bさん13.543.188.5121.9
+8.9+0.6+29.8+73.1

食後30分までは、
分泌されるインスリンにも
大きな差はありません。

しかし、食後60~120分で
大きく差が開いています。

食後の血糖値をご自身で
測定された方で基準値内でも
体重が減らない人もいます。

「食後の血糖値がコントロール
 できているのに、なぜ?」


と思われるかもしれません。

これは、肥満ホルモンである
インスリンの分泌量が多いこと
が原因だからです。

実際にBさんも食後2時間の
血糖値は、基準値である140と
比較しても155とそこまで
悪い数値ではありません。

しかし、インスリンの分泌量が
基準値の2.8倍であることが
内臓脂肪や太る原因なのですね。

そして、Bさんのように
インスリンが基準値より多く、
分泌されているにも関わらず、
血糖値が下がらないことを

インスリン抵抗性が起きている

と言います。

血糖値が高い理由は、

インスリンの分泌量が少ない
②インスリンの分泌は多いが、
 効いていない


などの理由が考えられます。

Bさんは、インスリンが過剰に
分泌されても血糖値が基準値まで
下がっていないために
②の理由だと分かりますね。

Aさんも120分後のインスリンの
基準値である43.4に対して、
48.8と多めに分泌されていて、
血糖値も2時間後の基準値である
140以下にはなっていないので
インスリン抵抗性があるといえます。

そういう意味では、Aさんも
Bさんも境界型糖尿病や
糖尿病予備軍の恐れがあるので
この検査を受けていますね。

糖尿病と糖尿病予備軍で
2,000万人いるとされているので
かなりの確率で高血糖や
インスリン抵抗性は起きています。

インスリンが過剰に分泌されると
膵臓に負担が掛かるので、
だんだん膵臓が疲弊していくと、
①のようにインスリン自体を分泌
しなくなり、糖尿病となります。

インスリン抵抗性について、
詳しく知りたい方は、
下記の記事をご覧ください。

■インスリン注射で太る糖尿病患者さん

肥満の方には、インスリンの分泌量は、
減らしたいところですが、糖尿病で
膵臓からインスリンが分泌されなくなると、
血糖値がどんどん上がっていきます。

インスリンには、普段の血糖値を調整する

・基礎分泌

と食後の血糖値を下げるために分泌される

・追加分泌

とがあります。

Aさんの場合、ブドウ糖摂取前の
インスリン分泌量は、4.6です。
そして、ピーク時は、58.7と
約12.7倍となっています。

つまり、インスリンの追加分泌を
抑えることが減量に繋がることが
お分かりいただけると思います。

炭水化物や糖質の過剰摂取により、
膵臓が疲弊し、β細胞が壊れて、
インスリンの分泌量や分泌される
タイミングが悪化してくると、
正常に血糖値が保てなくなります。

その結果、基準値である
空腹時の血糖値が126を超え、
200以上になってきてしまいます。

ですので、空腹時血糖値が
徐々に上がってきている人は、
インスリンの基礎分泌が
減っている可能性が考えられ、
膵臓の機能が弱まっていると、
注意が必要です。

こうなってくると、
糖尿病の三大合併症である

・糖尿病性網膜症(失明)
・糖尿病性神経障害(足の切断)
・糖尿病性腎症(人工透析)


などのリスクが高まります。

日々の血糖値コントロールが
できなくなると、インスリン注射が
必要になってきます。

しかし、インスリン注射を
はじめると、途端に体重が
増加する患者さんもおられます。

これは、インスリンには、
血糖値を下げる働きの他に
中性脂肪や内臓脂肪を増やす
肥満ホルモンの側面もあるからですね。

ちなみに外国人のインスリンの
分泌量は、日本人の1.5~2倍

あるとされています。

昔、世界ビックリ人間のように
とっても太った人が外国に
多いのは、そのためだったのかと
大人になって納得しました。

インスリンの分泌機能の悪化は、
年齢によって膵臓の機能が
低下してきたり、岡野のように
糖尿病家系でインスリンの
分泌される量やタイミングが
少しずつ異常となる人もいます。

■肥満ホルモンは、いつ分泌されるのか?

肥満ホルモンである
インスリンは、24時間
分泌され続けています。

しかし、生命を維持する
基礎分泌よりも食後に
分泌される追加分泌の方が
大量であることは、先程の
データからも分かりますね。

そして、インスリンが
追加分泌される条件は、
血糖値が上昇した時です。

食事の内容にもよりますが、
人は、食後20分くらいから
血糖値が上昇しはじめます。

からだ楽痩茶を食前や食後に
飲んでもらうのは、血糖値が
上昇するタイミングも考慮して
お伝えしています。

糖が吸収されなければ
食後の血糖値を抑えますので、
血糖値のピークを低く保ち、
インスリンの追加分泌量も減り、
太りにくい環境を維持できる
ということですね。

■まとめ:肥満ホルモンの分泌を正常に保つことが重要!

いかがだったでしょうか?

同じ食事内容でも
太ってしまう方と体重を
維持できる人の違いは、

・肥満ホルモンの分泌量

にあることがお分かりに
なりましたでしょうか?

しかし、この理屈が分かっても
自分のインスリン分泌量が
多いか少ないかを把握するのは、
なかなか難しいですよね。

肥満ホルモンである
インスリンが分泌されるのは、
血糖値が上がったタイミングなので

・血糖値のピークを抑える事

が重要です。

そして、血糖値が上がっている時に
感じるのは、食後の眠気なので

・食後の眠気を感じない

ようになれば、まずは食後の高血糖を
抑制できていることが分かります。

そして、その生活を続けることで
体重が減っていくというわけです。

食後の眠気は感じなくなったけど、
体重に変化がないという方は、
また、別の原因が潜んでいますので
岡野までご相談ください。

この下のコメント欄からでも
LINEでもどちらでも大丈夫です。


今回のインスリンの結果も
そうですが、お客様の実践を
報告、共有してみませんか?

あなたの投稿が同じお悩みの方を
笑顔にするかもしれません。

コロナ禍で孤独の中、ダイエットを
頑張っている人への励みにもなると
思います。ご協力よろしくお願いします!

本日も最後まで読んでいただき、
誠にありがとうございました。

次回は、

「空腹を感じた時に
 何を食べれば良いですか?」


この質問、めちゃめちゃ
お客様からいただくので
岡野がお答えします。

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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 43歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

コメント一覧 (4件)

  • 毎日欠かさず飲んでいます。
    が、変化がほとんどありません。
    食べすぎた時は、多めに飲んでも体重も体脂肪率も増加。
    控えればもちろん減少。
    自由な時間が夜しかなく、寝る前にお腹痩せの動画を見て運動しています。
    食べすぎた次の日の便もいつもと変わり無かったりと、諦めぎみです。
    ただ、糖尿の血筋なので楽瘦茶は飲みます。
    ご飯の量は減らしていますが、3食きっちり食べるので、痩せにくいのかもしれません。

    • みぃさん、コメントありがとうございます。

      以前、他のスタッフがご相談を伺った際、
      BMIは、23.9でしたので、すでに
      普通体重ではあるので、変化が小さいと
      思われます。

      目標が52kg(-3kg)ということですので、
      月に-1kgくらいの目安で良いと思います。

      糖尿家系ということですので
      一番、最近の健康診断や血液検査の
      空腹時血糖値やHbA1cを教えてください。

      よろしくお願いします。

  • 人より汗かきなので、代謝は良いとは思いますが、なにか良い方法はありますか?

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