■その不快感、低血糖かも?
こんにちは。
健康管理士の岡野です。
いつも血糖値が高い
高血糖のお話をしていますが、
本日は、低血糖について、
お伝えしたいと思います。
もし、食後に下記のような
症状を感じる人がいたら、
それは、低血糖かもしれません。
・動悸
・眠気
・手や指の震え
・イライラ
・目眩(めまい)
・吐き気
・激しい空腹感
・倦怠感
・糖を欲する欲求
・発汗
・貧血のような感覚
いかがでしょうか?
低血糖は、太っているとか
痩せているなど関係なく、
起こります。
多くの方が貧血や
更年期障害だと思っている
症状は、低血糖かもしれません。
どういう時に低血糖が
起こるのか、解説しますね。
■低血糖とは?
これは、私がサポートした
お客様の1日の血糖値の推移です。
一般的に低血糖が怖いのは、
糖尿病の方が処方されている
お薬やインスリンの注射が
効きすぎることで起きますが、
健康な方でも下記のグラフの
ように起きています。
深夜から朝方にかけて、
血糖値が70mg/dLを下回り、
低血糖を起こしています。
先程、目覚めている時に
低血糖になると目眩や
イライラなどを感じると
お伝えしましたが、
寝ている間に低血糖を
起こすと動悸や悪寒などで
夜に目覚めることもあります。
健常人の方の場合は、
冷や汗や眠気、空腹感など
不快な症状で済みますが
糖尿病の方の場合で
血糖値が30mg/dLを切ると
・異常行動
・意識障害(もうろう)
・意識消失
・昏睡
・けいれん
を起こし、最悪の場合、
・転倒
・骨折
・認知症
・脳梗塞
・心筋梗塞
など、命に関わるリスクを
高める事もあります。
■なぜ、低血糖は起こるのか?
低血糖が起きる原因は、
様々です。
まずは、
(1)糖質の過剰摂取により、
血糖値を下げるホルモン
インスリンの過剰分泌
(2)食事の量(糖質の量)が少ない
(3)加齢による影響
(4)糖尿病の薬が効きすぎ
(5)インスリン注射の効きすぎ
などで起こります。
(1)は、岡野が焼き芋を食べて、
血糖値スパイクからの低血糖を
起こしたケースが分かりやすいです。
炭水化物や糖質を摂取することで
血糖値が急上昇します。
すると、膵臓からインスリンという
ホルモンが分泌され、血糖値を
下げてくれます。
通常なら、食前の90-100の
血糖値に戻るのですが、
インスリンの分泌が過剰で
血糖値が下がりすぎてしまうと
低血糖が起きてしまうのです。
また、(2)のように
厳しい糖質制限、糖質オフで
糖の摂取量が少ないと、
低血糖になる人もいます。
炭水化物や糖質は、
三大熱量素(三大栄養素)
のひとつですから、
糖質の摂取を制限したり
オフするのも問題なのです。
立っていられない程、
低血糖の症状が酷い時には、
チョコなど糖質を含む
食べ物を食べてください。
すると、気分は落ち着きます。
しかし、ここで糖質を
過剰に食べてしまうと、また
高血糖⇒低血糖
を繰り返してしまい
不安定な気分になるので
要注意です。
■更年期障害は、低血糖だった?
いつも食後の高血糖や
血糖値スパイクを予防する
お話をしています。
これは、太らないためや
糖化、動脈硬化を防ぐ目的です。
しかし、低血糖による
アドレナリンの分泌で
血液の凝固を誘発したり、
動脈硬化を促進させるので
要注意です。
こちらのグラフをご覧ください。
寝ている間に低血糖が
起きていますね。
実は、朝の目覚めの不調など
更年期障害だと思っていた
症状が低血糖や高血糖を
改善することで感じにくくなった
という声もいただきます。
よく自律神経が乱れていると
表現しますが、倦怠感や
手の震え、冷や汗などは、
血糖値の乱高下によって、
自律神経症状が出ているという
原因も考えられるのです。
■血糖値を上げるホルモンとは?
血糖値を下げるホルモンは、
インスリンしかありませんが、
低血糖になると下がった
血糖値を上昇させるために
グルカゴンやアドレナリンなど、
色々なホルモンが分泌されます。
アドレナリンが分泌されれば、
下がった血糖値は上がりますが、
アドレナリンの作用によって
イライラを感じたり、睡眠時に
覚醒して眠れなくなったりします。
また、早朝に低血糖を起こし、
朝に分泌されやすいコルチゾール
というホルモンが分泌されると
食事をしていなくても朝から
血糖値は高い方もおられます。
こちらも一鈴さんの血糖値です。
からだ楽痩茶を飲んでいるので
1日を通して血糖値の乱高下は、
小さくて良いですね。
ひとつ気になる点は、
起床時である5時に57mg/dLと
低血糖が起こっています。
しかし、朝食の6時過ぎには、
血糖値が82mg/dLまで
+25も上昇していますよね。
何も食べていないのに
血糖値が上昇するのは
アドレナリンなど
血糖値を上昇させる
ホルモンの影響ですね。
9時ごろに眠気ありと
メモに書かれています。
起きたばかりなのに
なぜ眠気を感じるのか
分かりますか?
123⇒78mg/dL(-45)
と下りの血糖値の差が
50くらい開いているので
眠気を感じたのだと思われます。
血糖値の差が50くらい出ると
上昇中でも下降中でも
眠気を感じるとされています。
このように血糖値の乱高下を
改善することで、朝の眠気や
食後の睡魔、イライラなどを
軽減することは可能だと思います。
■理想的な血糖値コントロールとは?
では、こちらのグラフを
ご覧ください。
とても綺麗なグラフですね。
まず、起床時付近の
低血糖が起きていませんね。
一番、低くても22時の
84mg/dLが下限値です。
朝食に白米も食べていますが、
からだ楽痩茶を飲んでいるので
食後の高血糖も起きていません。
血糖値のピークも夕食後の
136mg/dLと低いですね。
血糖値の乱高下がない方が
うまく血糖値コントロールが
できていると評価できます。
好きなものを食べながら、
血糖値をコントロールするのが
心も身体も健幸的ですね。
■まとめ:低血糖に気づこう!
からだ楽痩茶を1年以上、
お飲みいただいている方からの
ご報告です。
更年期だと諦めていた症状が
もし、低血糖だったら。
食事をして満腹になったら
誰でも眠くなるものだと
思っていたのが高血糖だったら。
このように高血糖や低血糖を
改善することで今まで感じていた
倦怠感やイライラなどの不快な
症状を軽減できるかもしれません。
私の母は、更年期の症状が酷く、
家から一歩も出れない日が
1週間のうちに何回もある状態が
何年も続きました。
当時、その事を知らなかったので
色々と病院を変えても
「更年期ですね」
と先生にいわれてしまっては、
更年期だからと諦めるしか
なかったのです。
母も蕎麦やお寿司を食べると
血糖値は、200を超えます。
あの時、この事実を知っていて、
血糖値を把握できていればと
悔しくなります。
年齢のせい、更年期の症状と
諦めてしまう前にできるだけ早く
低血糖の症状を感覚的に知って、
対策することは重要だと思います。
血糖値を測定することで
低血糖の感覚が掴めると
毎日測定しなくても自分で
分かるようになります。
岡野が、低血糖かなと血糖値を
測定すると、こんな感じです。
過去の血糖値測定会でも
参加者の方に低血糖が起きていました。
よく低血糖が起こる方の中でも
普段の低血糖に慣れてしまって、
自覚症状を感じにくくなると、
無自覚性低血糖などを起こします。
そうすると、いきなり血糖値が
50mg/dL以下になり、突然、
意識を失う神経症状に襲われます。
先程のグラフで説明したように
「からだ楽痩茶」は、食後の
高血糖を防ぐことで膵臓からの
インスリン分泌も減るので
結果的に低血糖も防ぎます。
痩せている方や標準体重の方は、
からだ楽痩茶を飲んでも
これ以上、痩せないのでご安心
ください。
更年期の症状でお悩みの方は、
一度、からだ楽痩茶を飲んで
みてください。更年期と
思われる症状が血糖値なら
その不調はなくなるかもしれません。
本日も最後までご覧いただき、
誠にありがとうございます。
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