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太る病気とは?

目次

■クッシング症候群について

岡野

こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。

病気が原因でどんどん体重が
増加して太る病気がある事を
ご存知ですか?

いくつかあるのですが、
今回は、その中でも

「クッシング病」
「クッシング症候群」


と呼ばれる病気について
解説しますね。

クッシング病は、
指定難病されています。

だいたい日本では1年で
450人程度で女性に多く
40~50歳に発症します。

このように稀な病気で
恐らくこの記事を読む人の中に
対象者がいない確率も高いのに
なぜ、今回取り上げたのか?

この太る病気の原因から
痩せるために必要な考え方が
お伝えできればと思います。

この病気は、食べていなくても
どんどん体重が増えていきます。

なぜだと思いますか?

■なぜ、食べないのに太るのか?

なぜ、クッシング病になると
食事をしなくても体重がどんどん
増えていってしまうのか。

それは、

「コルチゾール」

というホルモンの分泌量が
副腎の異常によって
過剰に増える事で体重が増えます。

コルチゾールと聞いて
どこかで聞いたことがあるな
と思った方もいるかもしれません。

これは、過去に

「ストレス太り」

の時に広場でお伝えした
ストレスを感じると分泌される
ストレスホルモン
コルチゾールでしたね。

読んでいない方は、
こちらからご覧ください。

体内でコルチゾールが
過剰に分泌されると
なぜ、体重が増えるのか?

それは、コルチゾールが
分泌されると

(1)脂肪が燃えにくく、蓄積する働き
(2)アドレナリンの作用を高める
  →血糖値が上がる
(3)血糖値を上昇させる
 →インスリンの分泌量の増加
(4)インスリン抵抗性を高める
 →インスリンの分泌量の増加
(5)甘いものが無性に欲しくなります

食事やお菓子を食べていなくても
コルチゾールの分泌によって
血糖値が上昇するので
肥満ホルモンであるインスリンの
分泌が増えます。

インスリンが分泌されても
コルチゾールの影響で
インスリン抵抗性が起こるので
なかなか血糖値は下がりません。

インスリン抵抗性というのは、
健康な人が分泌される量では
血糖値が下がらない状態です。

そのため、さらに血糖値を
下げるために膵臓からたくさん
肥満ホルモンのインスリンが
追加分泌されます。

すると、中性脂肪や内臓脂肪が
増えて、どんどん太っていきます。

このように食事をしなくても
太りやすい環境ができてしまうのに
コルチゾールの働きによって
甘いものも食べたいと感じるので
間食による食後血糖値も上昇して
さらに肥満ホルモンが分泌されます。

クッシング病になると
30kg以上、体重が増える方もいます。

ほとんど食べていないのに
体重が増加して、顔が丸くなる
ムーンフェイスなどの症状が
ある方は、一度、病院へご相談
いただくと良いでしょう。

■多すぎても少なすぎてもダメ

このようにお伝えすると
コルチゾールというホルモンは
太るきっかけや犯人のように
感じる方もいるかもしれませんが
実は、そうではありません。

肥満ホルモンと呼ばれる
インスリンと同じで
人が生きる上でとても重要な
ホルモンなんです。

インスリンは、分泌量が
少なすぎても糖尿病になったり
死に至るケースもあります。

インスリンもコルチゾールも
人が生きるためにとても

重要なホルモンなんですが
過剰に分泌される事で
体重が増加してしまうという点を

覚えておいてください。

肥満ホルモンのインスリン、
ストレスホルモンのコルチゾールは
分泌量が少なすぎても多すぎても
病気に繋がってしまうという事も
知っておいてくださいね。

■クッシング病から学ぶこと

クッシング病は、
指定難病という事もあり、
治療法や原因については
専門の方にお任せします。

今回、お伝えしたかったのは、
クッシング病で太る原因は、

コルチゾールの過剰分泌

だという点です。

過剰に分泌された結果、
30kg以上も太るのですから
もともと55kgの女性ですと
85kgになってしまいます。

では、病気と診断される程
コルチゾールの分泌量が
過剰に分泌されない人は、どうでしょう?

クッシング病と診断される人の
尿中遊離コルチゾールを測定すると
健康な人の4倍超えるそうです。

では、健康な人より分泌が多くて
クッシング病と診断されない人は、
どのくらい太ると思いますか?

健康な人の4倍が病気と診断され
30kg以上太るのであれば、
普通の人の1.5~2倍分泌される人は
5~10kgくらい太ってしまっても
おかしくないと私は思います。

先程のストレス太りの記事でも
お伝えしましたが、もし食事や
カロリー制限、糖質制限、
禁酒などがストレスの原因なら
食べる量やお酒の量を減らしても
ストレス自体が解消されていないので
減量という結果に繋がりません。

それは、ストレスによる
コルチゾールの分泌を抑える事が
根本的な解決策だからです。

ですので、からだ楽痩茶を飲んで
食事も我慢しない、お酒も飲む
そして、心が満たされることで
ストレスを感じなくなっていくと
徐々に体重も減るというのが
健幸なダイエットだと思うのです。

これは、あくまで一例です。

ストレスってめちゃくちゃ複雑で
食事制限のストレス以外にも
仕事とか夫婦問題、介護問題、子育て
などご本人がストレスの主な原因を
把握していない可能性もあります。

そんな場合は、LINEでご相談ください。

本日も最後までご覧いただき、
誠にありがとうございました。

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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 44歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

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