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ストレスが原因で太る人は痩せにくい?

目次

■なぜ、ストレスで太るのか?

岡野

こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。

ダイエットを実践しても
なかなか痩せない人の共通点に

・ストレス太り
・抗うつ薬

・ホルモン剤(内服、注射)

の3つがあります。

原因が複数ある場合は、
痩せない確率は高いです。

今日は、その中でも
ストレス太りについて。

でも、ストレスで
太るってよく言いますが、
具体的にどういうことか
分かりますか?

そんなストレスによって
太るということについて
詳しく解説していきます。

■ストレス太りの原因「暴飲暴食」の改善は簡単?

ストレスで太る人の中でも
一般的なのは、

ストレスを解消するために
暴飲暴食となっている。


こういうケースは、
比較的、解決は簡単です。

特にお菓子を食べすぎてしまう
という方は、「からだ楽痩茶」で
間食を減らしましょう。

どうして「からだ楽痩茶」を
飲むと間食が減るのかは、
こちらの記事をご覧ください。

今まで

間食がやめられない!

という糖質中毒のような方でも
比較的、短い期間で変化します。

「からだ楽痩茶」を間食前に飲むことで

・甘みを感じにくくなる
   ↓
・空腹感が減る
   ↓
・甘いものを食べたくなくなる
   ↓
・間食が減るので

 肥満ホルモンが減り、痩せる

という感じですね。

間食を止めたくない方でも
からだ楽痩茶を飲めば、
チョコレートやアイスでも
気にせず食べれることは、
お伝えしてきました。

そのため、チョコなどを
食べることでストレスが
消えていけば心も体も
健幸になれるわけですね。

これを体現している人が
甘いもの大好きな小麦さんです。

朝夕と甘いスイーツを食べても
体重、体脂肪率ともに
しっかりと下がっています。


まだご覧になっていない方は、
こちらの記事をご覧ください。

■ストレス太りで厄介なのは「自律神経が乱れる人」

ストレス太りの中でも
痩せにくいパターンの人は、
自律神経が乱れている方です。

どういうことかというと、
ストレスを感じると
副腎皮質から分泌される

コルチゾール

というホルモンがあります。

適量が分泌される時の
コルチゾールの主な働きは、

・肝臓での糖新生促進
・筋肉でのたんぱく質代謝
・脂肪の分解
・抗炎症、免疫抑制

など体には重要なホルモンです。

しかし、ストレスを感じた時に
分泌されることから

「ストレスホルモン」

とも呼ばれたりします。

愛知県にある病院のHPに
書かれているストレス太りの
説明が分かりやすいです。

豊橋ハートセンターのHPから抜粋

コルチゾールは、過剰に分泌されると、

(1)脂肪が燃えにくく、蓄積する働き
(2)インスリン抵抗性を高める(過剰分泌)

(3)甘いものが無性に欲しくなります
(4)アドレナリンの作用を高める
(5)血糖値を上昇させる

このような作用があります。

コルチゾールには、
糖新生の促進といって
糖を摂取していなくても
筋肉を分解してエネルギーを
つくりだすのを促進します。

食事で糖を摂らなくても
糖質以外の物質から
グルコース(ブドウ糖)を
生成することができます。

体内で生成することのできない
必須アミノ酸や必須脂肪酸と異なり
体内でつくることができるので
糖質が必須糖質とは呼ばれない
所以でもあります。

つまり、コルチゾールは、
糖を摂取していなくても
血糖値を上昇させるのです。


このコルチゾールは、
健康診断での記載はないので
普通の方は分かりません。

コルチゾールを測定されたお客様。基準値と問題ないです。

気になる方は、一度、
検査されると良いでしょう。

理想は、甘いものを食べたい時に

・低血糖になっているか

・コルチゾールの分泌が多いのか


を把握できると良いのですが、
1日を通じてコルチゾールが
分泌されているかを知ることは、
とても難しいのです。

ですので、1日の血糖値から
推測するしかありません。

血糖値が低くなる低血糖時に
コルチゾールは分泌されます。

なぜなら、コルチゾールには、
血糖値を上げる作用があるからです。

コルチゾールによって
作用が高まるアドレナリンは、
血圧や脈拍に関係しています。

何も食べていないのに
血糖値が高く血圧や脈拍が
高い場合は、コルチゾールが
過剰に出ているかもしれません。

コルチゾールによって
血糖値が上昇すれば、
どうなるか分かりますか?

上昇した血糖値を下げるために
膵臓から肥満ホルモンである
インスリンが追加分泌され、
余った糖が脂肪になるので
結果的に太ってしまいます。

つまり、何も食べていなくても
太るのは、

①ストレスでコルチゾールが分泌
②コルチゾールにより糖新生が促進
③糖新生により、グルコース

 (ブドウ糖)がつくられ、血糖値が上昇
④上昇した血糖値を下げようとして
 肥満ホルモン「インスリン」が分泌
⑤インスリンは、余った糖を
 中性脂肪に合成、蓄積


とも考えられますね。

食事をいくら工夫しても
どうにもならないケースが
お分かりいただけるでしょうか?

・肥満ホルモンの「インスリン」

・ストレスホルモンの「コルチゾール


ストレスにより、
この2つのホルモンが
無意識に分泌されると
食べなくても太るのです。

■血糖値が正常でも甘いものを欲する場合

糖を欲するのは、低血糖時が
確率的に多いと思われますが、
血糖値測定器でチェックしても
甘いものを欲する時間帯に
低血糖を起こしていない人は、

 ストレスによって
 コルチゾールが分泌された


と考えられますね。

糖の摂取を我慢しても、その後、
コルチゾールが過剰に分泌されて、
体内で糖がつくられてしまうと、
血糖値が上がることがあります。 

このコルチゾールは多すぎると、
アドレナリンというホルモンの
作用が高まります。

アドレナリンの作用が高まると、
イライラしたり、覚醒するので
眠れなくなる人もいます。
コルチゾールの分泌は少なすぎても
うつ病のような症状が出ます。

・コルチゾールが過剰
 躁状態(アドレナリンの影響)

・コルチゾールが少ない
 うつ状態


躁うつ病とまでいかなくても
躁うつ状態(活発と落ち込む)が
繰り返し起きている人は、
ストレスホルモンといわれる
コルチゾール分泌量の乱高下が
影響していると思われます。

過去に糖質を減らしたら、
減量したけど、冬期鬱になった
というお客様もいました。

私が炭水化物抜きダイエットや
糖質オフを推奨しないのは、
糖質制限により、こういった
ホルモン分泌異常に陥ると、
なかなか抜け出せないからです。

■ストレスを軽減するために必要なのは?

糖の摂取によって
血糖値が上昇するように

ストレスによって
血糖値を上昇させる
コルチゾール


が出て太るのであれば、

ストレスを改善する

しか方法はありません。

ストレス太りを解消するため、
食べることを我慢するのは、
ストレスを増やしてしまいます。

そして、さらにストレスが
過度に増えて、副腎が疲弊し、
コルチゾールの分泌が低下し、
鬱になってしまうと処方される
抗うつ薬でさらに太ります。

空気を吸うだけで太る

と言われるくらい
ここまでくると痩せるのは、
大変です。

この負のスパイラルを改善する鍵は、
運動習慣なのです。

■ストレス太りを軽減する運動とは?

データによると、
1日4,000歩を歩くと、
鬱の予防効果があると
されています。

お客様にお伝えすると、
ウォーキングはやってるけど、
痩せないという声は多いです。

それは、強度が足りないからです。

ウォーキングの習慣では、
痩せない理由を知りたい方は、
この記事をご覧ください。

岡野が実際に習慣化し、
お客様にも推奨している
インターバル速歩は、
鬱病の指標となる

「うつ自己評価尺度」

のデータで改善し、
筋力だけでなく、
心のメンタルヘルスでも
効果があると研究で
発表されています。

運動が大事とお伝えすると、

「忙しくて無理!」

とおっしゃる方もいます。

しかし、例えば、通勤などで
普段、歩いているのであれば、
それをインターバル速歩、
つまり早歩きに変えるのです。

運動と聞くと、ついつい

運動=週に数回のジム、筋トレ

とイメージする方が多いですが、

運動習慣=毎日の早歩き、階段使う

このように毎日体を動かすこと
(全身の筋肉を動かすこと)を
私は推奨しています。

■ストレスと共存する方法とは?

個人的にこのストレス社会で
ストレスを感じずに生きることは、
不可能に近いと思います。

私がサポートしている
姫まゆさんもお酒が大好きですが、
お酒を辞めずに楽痩茶割りで
HbA1cを改善しています。

病院の先生は、
過食やお酒が検診結果の
基準値を超えていれば、

・バランスよい食事を
・お菓子は控えて
・お酒もダメ

と伝えるだけでしょう。

お医者さんとして
何も間違っていませんからね。

しかし、その助言により、
ストレスが増えてしまえば、
摂取カロリーを減らしても
結果的に太ってしまうのです。

ご飯(白米)を食べながら、
減量に成功したpiroさんのように
血糖値が上がりやすい白米を
ストレスの原因として捉えずに
健幸食材としてうまく共存して
過ごしている方もいます。

こういった実際に成功された
先輩たちの記事を参考にして、
真似して学ぶ(真似ぶ)を実践し、
少しずつ健幸になりましょう!

どこに原因があるかを
特定するだけでも価値は
あると思いますので、
お気軽にご相談ください。

本日も最後までご覧いただき、
誠にありがとうございました。

今日のお話は難しいので
分かりにくい点などございましたら、
コメント欄よりご質問ください。

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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 44歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

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