■生活習慣の乱れが引き起こすもの
こんにちは。
健康管理士の岡野です。
お客様の多くが、
・減量したい
・ウエストを細くしたい
・血糖値を下げたい
こういった想いで
この記事を読んで
いらっしゃると思います。
お客様からご相談の際に
食管理や運動習慣のことを
お伝えすることがあります。
その際、
「からだ楽痩茶」を
飲むだけじゃダメなの?
効果的な楽痩茶の飲み方を
教えてほしいのだけど、、、
という感じを受けることがあります。
「からだ楽痩茶」を飲むだけで
日々の健康が維持できれば、
もちろんそれは良いことです。
しかし、なぜ私たちが食管理や
運動習慣のお話をするのか。
その必要性や重要性について、
健康管理士の立場から
お伝えしていこうと思います。
■メタボリックドミノをご存知ですか?
以前の記事でお伝えしたように
肥満や高血圧、高血糖の人は、
メタボリックシンドロームを
予防することが重要です。
メタボリックシンドロームが
進行すると、様々な生活習慣病の
リスクが高まります。
しかし、生活習慣病の危険性や
予防の意識というのは、
浸透していないように感じます。
というのもどうしても
お客様とのやり取りの中で
「体重が減るかどうか」
という点にフォーカスする方が
多く、生活習慣病の予防という
捉え方の人が少ないからです。
この生活習慣病がどのように
起きるかを図で分かりやすく
説明したのがメタボリックドミノです。
慶應義塾大学教授の伊藤裕教授が
非常に分かりやすくまとめてくれた
肥満から生活習慣病が起こることが
視覚的に理解しやすい概念です。
様々な病気がドミノのように
並んでますよね?
まずは、ご自身でどこまで
倒れているかご確認ください。
■「肥満」の先を見てください。
メタボリックドミノの図は、
体の不調がドミノ倒しのように
連鎖して起こり、最後には、
命を奪う様々な病態を引き起こす
恐ろしい構図になっています。
食べすぎや運動不足といった
何気ない生活習慣の乱れから、
まず最初に倒れるのが、
「生活習慣」
の牌です。
そして次に倒れるのが
「肥満」となっているわけです。
体重でお悩みの方は、
すでに生活習慣と肥満の
牌が倒れているわけです。
この肥満状態が長く続くと、
・食後高血糖
・高血圧
・脂質異常症(高脂血症)
が次に起きるわけです。
お客様の中には、
・肥満だけの方
・肥満で高血圧の方
・肥満で高血糖の方
など、様々です。
メタボリックドミノの
ステージで今の健康状態を
把握することができます。
倒れているドミノの数が
多く、危険度が高ければ、
早急な対応(改善)が必要だと
分かりますね。
この早急な対応として、
「からだ楽痩茶」を飲む
という選択肢の他に、
・食管理
・運動習慣の改善
が必要になります。
肥満で高血圧の方は、
同じ位置に並んでいる
食後高血糖なども
いつ倒れてもおかしく
ないわけです。
私たちがなぜ肥満状態を
早急に改善したいかは、
ドミノがたくさん倒れて、
手遅れにならないように
するためです。
■40代以上に多い2つ目のステージ
40代以上の方に多いのが、
この2つめのゾーンです。
・食後高血糖
・高血圧
・脂質異常症
40代以上のお客様では、
肥満だけでなく、上記の
どれかが当てはまる方が
多いです。
すべて当てはまると
メタボリックシンドロームと
なり、早急な改善が必要です。
高血圧や脂質異常症は、
健康診断などでも
把握することができます。
しかし、この食後血糖値は、
健康診断の空腹時血糖や
HbA1cでは、気づけない
ことの方が多いのです。
血糖値が大幅に上昇すると、
食後の眠気を感じます。
こういった方は、食後の
高血糖(血糖スパイク)が
起きており、注意が必要です。
また、高血圧があると、
激しい運動はできません。
つまり運動習慣の選択肢も
限られてしまいます。
すると、運動習慣が減り、
・運動強度の低下
・運動回数の低下
に繋がってしまうことで
筋肉の低下、基礎代謝も下がり、
ますます痩せにくくなります。
肥満だけでなく、上記3つと
脂肪肝もあると、食習慣や
運動習慣も取り入れて早急に
改善する必要があります。
そうしないと、次の列の
ドミノが倒れてしまうからです。
■病名となって現れる3つ目のステージ
食後の高血糖や高血圧、
脂質代謝異常も悪化すると、
・糖尿病
・心筋梗塞
・脳血管障害
・虚血性心疾患
・神経症
などが起こります。
虚血性心疾患とは、
心臓に栄養を送る血管が
細くなり、詰まったりする
ことで心臓に十分に血流が
行き渡らない状態です。
脳血管障害や
虚血性心疾患などの
動脈硬化性疾患による
死因は、30%以上と
推測されています。
50歳を過ぎると、
この辺りの治療経験が
あるお客様もいます。
そして、
月に数名は、入院が理由で
商品のお届けを終了される
お客様がいらっしゃいます。
入院となると、
2のステージだった
食管理や運動習慣も
自分では選択できません。
病院や管理栄養士が
選んだメニューで日々を
過ごすことになります。
まだ通院であれば、
病院で処方されるお薬と
私たちからの食管理や
運動習慣によって、
改善することができます。
■最終ステージは、生命の危機に直結します。
最後のステージになると、
脳卒中、心不全、腎不全など、
生命の危機に関わる重篤な病気に
到達してしまいます。
この辺りまで悪化すると、
残念ながら私どもでは、
お役に立つことができません。
医療機関などで、検査の上、
適切な治療を受けてください。
■検診上、問題なくても起きる悲劇
そして、メタボリックドミノは、
順番にくるわけでもありません。
私の母の家系は、母以外、
最終ステージまで進んで
しまいました。
その結果、
・母の兄は、脳梗塞で他界
・母の姉は、糖尿病で認知症
私の事は覚えていません。
・母も少し高血圧でしたが、
70歳まで健康診断の結果は、
問題ありませんでした。
しかし、急に胸の痛みを感じ、
緊急手術でステントを何本も
入れ、現在も通院中です。
母も数日遅かったら、
危なかったと手術を担当した
先生にいわれましたが、
それまで目立った異常は、
ありませんでした。
つまり、メタボと診断されて
いなくても勢いよく牌が倒れると、
死を招くこともあるわけです。
当時、私も病名が異なるので、
家系で共通するものは、
ないと思っていました。
しかし、私も母も白米や
蕎麦を1人前食べるだけで
食後の血糖値は、200を
超えていました。
私も今は健康診断の結果は、
特に異常はありません。
しかし、過去の検診では、
高尿酸血症
脂質代謝障害
肝機能障害
と診断されたことがあります。
今は、至って健康ですが、
食後の高血糖だけは、
完治しません。
おにぎり2個食べただけで
血糖値が200mg/dLを
超えてしまいます。
そして、食後の高血糖により、
動脈硬化が悪化している
可能性は高いと思われます。
幸いにも血糖コントロールは、
「からだ楽痩茶」を飲み、
食管理や運動習慣を実践すれば、
調整することができます。
母の家系に共通していたのは、
糖の摂取による「糖化」です。
糖の摂取で起きる糖化により、
血管がボロボロになり、
動脈硬化を起こしたのです。
本来、記事でお伝えしている
血糖値が200を超える報告は、
動脈硬化を悪化させるので、
私は、寿命を縮める覚悟の上で
皆様にお伝えしています。
母の兄のように最終ゾーンまで
ドミノが倒れてしまうと、
最悪、命を失ってしまいます。
母も母の姉も毎日薬を飲み、
通院し、基礎疾患があるので
新型コロナによる感染リスクや
死亡リスクも高いため、毎日、
不安な気持ちで過ごしています。
元気であれば、孫と旅行や
美味しい物を食べられるのに
今は、新型コロナで感染すると、
死亡する確率が高いので
お正月も会えませんでした。
そして、外食もできないので
同じものを食べて美味しいねという
幸せな時間も失われます。
・好きなものを食べて
美味しいと感じること。
・色んな場所に旅行したり、
出かけたりすること。
・孫と一緒に過ごすこと
・やりたい事ができること
今、当たり前のように
過ごせていることが、
このドミノ倒しによって、
崩れてしまわないように
心身を鍛えることが重要です。
心は、知識で鍛わります。
体は、運動と食事で鍛わります。
今後も身体の健康だけでなく、
心の健康も満たされた状態、
健幸習慣を1日でも持続する
ためにも、様々な情報を
提供していきますので、
ご覧いただければと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
記事を読んで役に立った!
ご自身やご両親の病気の
原因が俯瞰して把握できた
など、感想もいただけると、
励みになります。
また、ご質問などもございましたら、
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コメント一覧 (1件)
本日は、長いお時間、お話してくださいまして、ありがとうございました。