■健康のために飲んで太る？
こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。
秋といえば、
・食欲の秋
・スポーツの秋
・読書の秋
ですね。
そこで本日は、食事と運動、
そして、ダイエットの知識を
お伝えしていきますね！
運動をした後に食事と一緒に
スポーツドリンクを
飲むことってありますか？
実は、このスポーツドリンクが
太る原因になっていたら、、、
さらに、老化も促進している
可能性があるとしたら、、、
そこで、スポーツ飲料と
血糖値の変化をみていきましょう。
■スポーツ飲料を飲むと、血糖値はどうなるか？
まずは、いつもの原材料の
チェックからいきましょう。
原材料は、配合されている量が
多い順に記載されています。
原材料名を順に見ていきますと、
(1)砂糖(国内製造)
(2)果糖ぶどう糖液糖
(3)果汁
と記載されています。
つまり、糖が多く含まれる
飲料だということです。
100mlあたりの栄養成分表示を
確認すると、
エネルギー：25kcal
タンパク質：0g
脂質：0g
炭水化物：6.2g
と三大栄養素においても、
炭水化物100％となりますね。
糖質ではなく、炭水化物じゃないかと
思われる方もいると思います。
実際に栄養成分表記に
糖質という記載はありませんが、
炭水化物というのは、
炭水化物=糖質+食物繊維
となります。
今回、食物繊維の記載はなく、
ほぼ含まれていないと思われるので
100%糖質飲料であると言えますね。
記載は、100mlなので
ペットボトル1本分となる
500mlで計算すると、
6.2g×5=31.0g
炭水化物量は、31gとなります。
※角砂糖に換算すると約10個分ですね。
では、この食事をする前の
食前の血糖値をみていきましょう。
■食後1時間後の血糖値は？
今回、写真にあるように
菓子パンと一緒に飲んだ後の
血糖値を測定します。
ちなみに量は、ペットボトルの
半分(250ml)だけ飲みました。
正直、パンとスポーツ飲料なので、
カロリーも低く、これだけで太る
イメージって、あまりないと思います。
では、食後1時間後の血糖値を
みていきましょう。
食後1時間で200mg/dLを超え、
食後の高血糖を起こしています。
これ、半分しか飲んでいないので
1本飲み切ると、食後の血糖値は、
さらに上昇します。
血糖値は、180mg/dLを超えると、
血管内皮が傷つき、動脈硬化を
引き起こすとされています。
体に何が起きているかというと、
①スポーツ飲料など
糖の摂取
②糖の摂取により
食後の血糖値が上昇
(血糖スパイク)
③血糖値を下げるため
インスリンが分泌
④インスリンの作用で
余った糖は、脂肪となるので
肥満ホルモンと呼ばれます。
⑤インスリンの濃度が高いと
レプチン抵抗性が起こる。
満腹にならない
満腹だと感じるホルモン
レプチンが効きにくくなり、
空腹感や太りやすい環境が
整ってしまいます。
特に更年期の女性は、
このホルモンバランスの
崩れにより、インスリンが
多く分泌され、太ります。
このように肥満ホルモン
と呼ばれるインスリンが
過剰に分泌され、中性脂肪や
内臓脂肪が増えるのです。
■まとめ：糖分ゼロのスポーツ飲料を。
今回の結果から、
・肥満体型の方
・岡野のように耐糖能異常の方
・インスリン抵抗性のある方
・糖尿病、糖尿病予備軍の方
・HbA1cが基準より高い方
には、糖分を含むスポーツ飲料は、
注意が必要です。
一定の糖分が必要となる
アスリートの方は、別ですが、
体重を落とす目的の為に
せっかく運動やスポーツをしても
スポーツ飲料を飲むことで
肥満ホルモンを過剰に分泌したり、
中性脂肪を増加させたり、
糖化を起こしては、意味がありません。
▼糖化って、何と思われた方はコチラ。
私は、スロージョギングなど、
運動をした後でも「からだ楽痩茶」を
飲んでいます。
・運動→食事→食後に「からだ楽痩茶」を飲む
この順番が個人的には、
一番、効果を実感できています。
どうしても、スポーツ飲料を
飲みたいという方は、
糖分ゼロのものもありますので
そちらを選びましょう。
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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