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乳酸菌飲料にご注意!?

目次

■乳酸菌飲料は、糖質が多い

ダイエットをしている女性の方や
健康志向の方には、乳酸菌飲料を
飲む習慣にしている方も多いと思います。

腸活や栄養補給、便秘改善のため、
飲んでいる乳酸菌飲料が肥満や
糖化、老化の原因となるなら、
これからも飲み続けたいと思いますか?

■乳酸菌飲料は、パンよりも糖質が多い!

2つの写真をご覧ください。

サンドウィッチの糖質量
22.7gに対して、
乳酸菌飲料の糖質は、
23.2gと多いです。
乳酸菌飲料190g(ml)の糖質を
角砂糖に換算すると約8個分です。

飲み物の量としては、
コップ1杯分程度ですから
角砂糖8個分というのは、
摂り過ぎだと思いませんか?

全てではありませんが、
乳酸菌飲料は、糖質量が多く、
糖質比率が高いものは、
食後の血糖値が上昇しやすいです。

食物繊維もありませんので、
血糖値が上昇しやすいです。

血糖値が上昇するということは、
上昇した血糖値を下げるために
肥満ホルモンであるインスリンが
追加分泌されますので、中性脂肪や
体重の増加に繋がりますし、
老化や病気を招く糖化も起きます。

■食後の血糖値は、どうか?

先程のサンドウィッチと
乳酸菌飲料の糖質量は、
45.9gです。(22.7g+23.2g)

これを食べた後の血糖値は、
どのくらいだと思いますか?

食後1時間後の血糖値は、
207mg/dLでした。

※個人差は、あります。

以前、食後の血糖値を測定した
野菜ジュースよりも糖質量は少なく、
ロカボの基準40gに近いですが、
吸収が早いので、血糖値が急上昇して、
糖化しやすいと考えられます。

食前の血糖値が90前後なので、
2倍以上となり、血糖値上昇時に
感じやすい眠気が起きます。

■食後2時間の血糖値は?

では、食後2時間値は、どうでしょう。

食後2時間が経過しても血糖値は、
188mg/dLと高く、食後の高血糖、
血糖スパイク起こしています。

※個人差は、あります。

この間、肥満ホルモンのインスリンは、
ずっと分泌されています。

食後2時間後の血糖値は、
140mg/dL以下が基準値ですが、
私の場合、分泌されていても
タイミングが遅いので数値が高いです。

血糖値は、180 mg/dLを超えると
動脈硬化を起こしますので、
鉄分補給のために飲むことで
血管が傷ついてしまいます。

運動習慣があり、運動前、運動直後に
飲む場合であれば、大丈夫です。

しかし、在宅やデスクワークなど
運動をしない日に栄養補給として
お飲みいただく場合は、食後の
高血糖を起こしている可能性もあり、
糖質量の少ないものを選びましょう。

■危険なのは、低血糖

今回は、食後4時間30分後の
血糖値も測定しました。

食後の血糖値が高い状態が続き、
インスリンが長く分泌されると
どうなるか分かりますか?

この頃には、血糖値は、
76mg/dLまで低下しています。

※個人差があります。

通常、インスリンが適切な量で
追加分泌されていれば、食前の
血糖値となる85~95mg/dL前後で
安定します。

しかし、インスリンが長い時間、
過剰に分泌されているので、
この時間帯まで下がっているのです。

これは、機能性低血糖といって、
血糖値が急上昇、または高血糖により、
過剰分泌されたインスリンの影響で
急激に血糖値が低下したり、
血糖値が低い数値になります。

血糖値が急激に下がったり、
血糖値が低くなると、

空腹感
疲労感
頭痛
めまい
手や体に力が入らない
ふらつき
貧血のような感じ
動悸、冷や汗
眠気、イライラ

などを感じることがあります。

■最高値と最低値の差が大きいと危険!

食後の高血糖(血糖スパイク)と
低血糖により、血糖値の幅(差)が
大きい人は、特に要注意です。

というのも、

血糖の上下動が大きければ、
大きいほど、認知機能が低下する


というデータがあるからです。

横軸のように血糖値の差が
大きくなるほど、縦軸の
MMSE score(認知機能点数)が
下がっています。

つまり、認知症(アルツハイマー病)に
なるリスクが高まる
ということです。

そのため、食後1~2時間後に
眠気を感じたり、食後3~4時間で
低血糖による空腹感を感じる方は、
血糖値のコントロールが必要です。


そして、こういった方は、
検診で気づきづらいのも難点です。

食後の血糖値が高いだけだと、
HbA1cの数値が上昇するので、
検診で気づくことができます。

しかし、高血糖の後に低血糖で
血糖値が低くなりすぎていると、
健康診断のHbA1cは、正常になる
可能性もあります。

というのもHbA1cは、1~2ヶ月の
血糖値の平均のため、食後の高血糖も
低血糖で数値が平均化されるからです。

こうなると、健康診断のHbA1cでは、
食後の高血糖や低血糖に気づくことが
できません。

■まとめ:乳酸菌飲料も糖質量に気をつけて。

食後の眠気や空腹感などの
低血糖症状を感じる方は、
乳酸菌飲料などを飲む習慣は、
控えた方が良いでしょう。

食後の血糖値が上がらないよう
低糖質のものを選びましょう。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

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早速、やってみました!など、
あの症状は、低血糖だった
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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 44歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

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