■岡野の2週間サポートのご報告
こんにちは。
健康管理士の岡野です。
以前、糖尿病と診断された
姫まゆさんを岡野が9月から
2週間サポートし、
HbA1cが6.2%⇒5.6%
に改善したお話は、
こちらの記事でお伝えしました。
しかし、姫まゆさんは、
血糖値以外にも検診結果で
肝臓の数値が高かったのです。
肝臓と聞くと、健康診断で
どの項目か分かりますか?
答えを頭の中に浮かべたら、
次に進みましょう!
■γ-GTPが602と基準値超えだった!
姫まゆ様は、
肝臓の数値を示す
γ-GTPが602
と基準値を大幅に
超えていました。
※2022年1月の結果
肝臓の数値が悪いと
・脂肪肝
・肝硬変
・肝がん
になる危険も
高くなりますので
早めの改善が必要です。
実は、姫まゆ様とは、
家が近いことが判明し、
ご相談いただいてから
LINEで雑談する仲です。
そして、お酒が大好きで
一日の疲れをお酒が
癒してくれていることを
話してくれました。
いつも焼酎を
からだ楽痩茶で割る
楽痩茶割り
を愉しんでおられました。
普通は、お酒を飲み、
肝臓の数値が悪ければ、
お酒をやめましょう
となりますね。
しかし、岡野も昔は、
ビールや日本酒、ワインなど
お酒を毎日飲み
γ-GTP:112(基準値:30)
と肝臓の数値が高く、
肝機能障害と診断された
過去がありました。
しかし、お酒をやめて
ウォーキングをしても
3年以上、肝臓の数値が
全く改善しなかった経験が
あったのです。
そして、岡野の場合、
肝臓の数値を悪化させて
いたのは、お酒ではなく、
糖質の過剰摂取
だったのです。
もし、お酒を飲まないのに
肝臓の数値が高い人は、
こちらの記事をご覧ください。
姫まゆ様は、糖尿病と
診断されるくらいですから
血糖値が上昇していたと
思われます。
血糖値が上昇するのは、
食事から糖質を摂取して、
体内に糖が吸収された時です。
糖尿病と診断されていたので、
血糖値のコントロールが
最優先でしたが、この取り組みで
肝臓の数値が低下することは、
予想できました。
それは、過去に軽度脂肪肝と
診断された方がからだ楽痩茶で
改善していたからです。
ただ、基準値をかなり
大幅に超えている場合は、
短期間で基準値に戻るのは、
確率的に難しいです。
■1ヶ月でγ-GTPが446も低下!
9月のサポートを終え、
10月の検査結果を
ご報告いただきました。
■γ-GTP
2022年1月:602
2022年10月:156(-446)
と大幅に低下していました!
主治医の先生も
驚いていたとのことです。
サポートしたお客様からは、
血糖値も肝臓の数値も
お医者様に驚かれたと
ご報告いただく方は多いです。
しかし、まだ安心はできません。
姫まゆさんのγ-GTPの基準値は、
48以下となっておりますので
108は、下げる必要があります。
こうなると、やっぱり
お酒をやめないと
いけないのでしょうか?
実は、糖質の他にも
肝臓の数値を高めている
原因はあるんです。
何だと思われますか?
■薬の副作用による肝機能障害について
実は、肝臓の数値が悪い人に
共通しているのが
薬による副作用
によって、肝臓の数値が
悪化しているケースです。
結構、処方されている薬の
副作用を知らない方は多いです。
姫まゆさんは、アムロジピン
というお薬を飲んでいました。
アムロジピンは、高血圧や
狭心症予防として処方される
割とポピュラーな薬です。
処方薬事典には、
・肝機能障害
・AST(GOT)上昇
・ALT(GPT)上昇
・γ-GTP上昇
が副作用して挙げられています。
このように飲んでいる
お薬によって、肝臓の数値が
悪化している可能性もあります。
姫まゆさんの場合、
先生に相談したところ、
お薬を変えてもらえました。
ですので、次回の検査時で
γ-GTPが基準値内に改善すれば、
お薬の影響だった可能性が高く、
お酒を辞めなくても良いですね。
■お酒は、肝臓に毒?薬?
私も過去にγ-GTPが
112と高く、肝機能障害でした。
しかし、基準値に改善した
今では、毎日お酒を飲んでも
ビール缶1本(350ml)
自作のハイボール(グラス2杯)
くらいであれば、肝臓の数値は
ここ数年は、ずっと基準値です。
※2021年は、過去10年で最も低いです。
■γ-GTP
35(2019年11月)
42(2021年11月)
34(2021年12月)
酒は百薬の長といわれるように
健康に良い部分もあれば、
急性アルコール中毒のように
命を脅かす毒の一面もあるのです。
姫まゆさんは、お酒が
健幸習慣となっているので、
できる限りその気持ちに
寄り添ってあげたいです。
しかし、様々な原因を
取り除いても飲酒が原因で
肝臓の数値が悪化していれば、
・お酒を控える
・お酒をやめる
という選択肢を
受け入れていただくことも
ございます。
また、肝臓の数値が高いと
健康診断で指摘された後で、
お酒をやめることに抵抗がない方は、
すぐにやめて数値の変化を
みていただければと思います。
結局は、
・何が原因なのか
・どうやって改善したいか
・どういう未来を過ごしたいか
が重要だと思うのです。
肝臓は痛みがないので
症状が悪化していることに
気づけないことが多いです。
脂肪肝から肝炎、肝硬変、
肝がんへ悪化しないためにも
自分にあった量をみつけて
お酒を愉しみましょう!
肝臓の数値が基準値より高く、
なかなか改善せずにお悩みの方は
お気軽にLINEからご相談ください。
本日も最後までご覧いただき、
誠にありがとうございました!
お気軽にコメントください(#^^#)
コメント一覧 (4件)
岡野さん、こんにちは。
いつも記事を参考にさせてただいております。
私の健康診断の結果はおおむね良好なんですがこの数年気になっている数値があります。
腎機能で尿素窒素が7、クレアチニンが0.67、eGFRが71です。
私は普段しょっぱいものが好きではないので、お豆腐にもお浸しにも醤油をかけないで食べます。
塩分を摂りすぎているわけではないと思うけれど、その割には腎機能の数値がよくないので気になっています。サプリメントなどの摂りすぎで腎機能が低下するということを聞いたことがあります。
この記事を読んで、私もほかに原因があるのかなと思い質問させていただきました。
よろしくお願いします。
ドヌーブ様
いつもありがとうございます。
質問の内容について、
腎機能を評価するには、
健診のクレアチニンですが、
筋肉量の影響を受けて、
数値に誤差が出ることがあります。
シスタチンCだと、
クレアチニンよりも
筋肉量や食事の影響なく、
評価することができるので
一度、調べてみてください。
シスタチンCから算出した
eGFRの数値が問題なければ、
大丈夫だと思います。
よろしくお願いします。
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