■激しい運動は、必要?
お客様からダイエットなどの
ご相談をお伺いする際、
激しい運動をした方が、
・より健康的ですよね?
・より痩せれますか?
といった質問をいただくので
運動についてお話します。
■激しい運動は必要ありません。
まず、運動の目的が
【痩せる】という方も
おられると思いますが、
・運動の目的は、
生涯の健康を保つこと
であり、ご相談者様に
・40代以上の方
・運動習慣がない、
または、少ない方
を前提にお話しします。
■膝の負担なく、長く続けるために
高齢になっても自力で歩けるように
なるため筋力を維持することは、
サルコペニアの予防など重要です。
しかし、今まで運動習慣がなかった方が
ジョギングやマラソンといった強度の高い
激しい運動をはじめるのは、心臓や膝に
負担をかけ、膝痛や怪我、動脈硬化などの
可能性を高めてしまいます。
激しい運動は、筋肉痛や疲れなども
感じやすくなるので、どうしても
運動習慣のない、または少ない方は、
なかなか続かなくなってしまいます。
まずは、体に負担の少ない運動から
はじめることをオススメします。
■激しい運動は、活性酸素を増やす!?
激しい運動により、
大量に酸素を吸い込むと
体内で活性酸素という
物質が発生すること
は、ご存知ですか?
活性酸素は、身体の細胞を酸化し、
傷つけることが知られており、
これを酸化ストレスといいます。
酸化ストレスは、老化の原因と
考えられています。
さらにマラソンやランニングは、
やりすぎると足の裏を通る
ヘモグロビンを踏みつぶし、
貧血などを起こす可能性も
高くなってしまうそうです。
このことからも1日に何万歩も
歩く必要は、ありません。
■40代からの正しい運動とは?
40歳代になると活性酸素を取り除いてきた
「抗酸化酵素」の能力が急速に減少するため、
酸化ストレスを増やさないように呼吸が
苦しくならない程度の運動が健康的です。
しかし、ウォーキング程度の軽度の運動では、
減量や食後の血糖値の抑制効果には、
あまり貢献しないことは、こちらに書きました。
プールで歩く運動も良いですが、
コロナの影響で運動のできる施設へ
定期的に行くのも不安を感じる方も
いらっしゃると思います。
そこで、1日30分だけで良いサッサカ歩きの
インターバル速歩やスロージョギング、
室内でも簡単にできるスロースクワットなど
を習慣にしていただきたいです。
特にスロージョギングは、心拍数も
140くらいで実施できますので、
体へも負担なく、家族や友人と話しながら
実践できるのが利点です。
そして、スロースクワットは、
室内でいつでもやれるので、
天候に左右されずに習慣化
できるのも大きな利点です
■食前、食後の運動がポイント!
運動のタイミングですが、
・食事をする30分~1時間前か
・食後30分後の運動
をオススメします。
食前や食後に運動をすると、
食後の血糖値の上昇を抑え、
肥満ホルモンの追加分泌を
減らすことができるからです。
食前に筋肉を動かしておくことで、
その後に食事をすると、糖質から
優先して消費していくので、
食後の高血糖を防げるんです。
血糖値の上昇だけでみると、
健康な方は、食前や食後に
運動をしなくても膵臓から
インスリンが分泌されるので
食後2時間程度で食前の血糖値に戻ります。
しかし、この当たり前に分泌される
インスリンも加齢や糖質の摂取で
膵臓に負担がかかり、機能が下がると、
分泌量の低下や分泌タイミングが遅れ、
食後の高血糖に繋がってしまいます。
膵臓を酷使しないためにも、
食前食後に運動をすることで
インスリンの分泌を減らし、
血糖値をコントロールする方法を
実践してください。
■運動による血糖値の抑制効果
では、運動による食後血糖値の
抑制効果をお伝えします。
この日は、娘の卒園式だったので、
家族でお寿司を食べに行きました。
普段、回転すしだと
9皿くらい食べますが、
何もしないと血糖値は、
200mg/dLを超えます。
食べない方が健康的ですが、
お寿司は、大好きですし、
家族と一緒にお祝いしたいので、
食後の血糖値が上がらないよう
工夫して、食べることを
自分で選択しています。
この日は、午後から
小雨が降っていたので、
スロージョギングではなく、
室内でできる運動である
スロースクワットにしました。
そして、私がお寿司を食べ、
食後1時間後の血糖値を
測定しました。
※17時30分に食べ終え
こんな感じです。
・17:00 食べ始め
・17:30 食べ終わり
・17:31 からだ楽痩茶を飲む
・18:00 スロースクワット(約5分)
※1セット10回を3回
・18:30 血糖値測定
食後の血糖値が急上昇する
お寿司を9皿(18貫)食べても、
「からだ楽痩茶」を飲み、
スロースクワットをすると、
全く血糖値は上昇していません。
食後1時間のピーク時でも
血糖値は、93mg/dLと
食前の血糖値と変わりません。
このように「からだ楽痩茶」で
糖を吸収を抑制し、運動もやって、
筋肉に取り込まれた糖を
すぐ使い切れば、食後の血糖値の
ピークを抑えることができるのです。
食前や食後に運動することで
摂取された糖エネルギーを
すぐに使い切ってしまえば、
肥満ホルモンのインスリンの
追加分泌を少なくすることで
減量、体重維持にも繋がります。
1日2万歩やランニング1時間など、
激しい運動を長時間やらなくても、
「からだ楽痩茶」と最適な運動で
健康を保つことができるのです。
是非、できそうだと思える運動から、
実践して習慣化してみてください。
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