■嬉しい退院、嬉しくない退院
岡野こんにちは。
健康管理士の岡野です。
4月の末から入院していた
父が入院3ヶ月が経過して
退院する事ができました。
本人は、不自由な生活から
介抱されたという事で
とても喜んでおりましたが
私は複雑な気持ちでした。
なぜかというと
本来の目的である
体重や筋力の回復
に不安が残るからです。
入院から1ヶ月は、寝たきりで
入院2ヶ月の時点でも病院で
転倒して切れてしまった瞼を
先生に縫ってもらうレベルです。
では、なぜ退院できたのか?
実は、病院から退院してくれと
お願いされたのです。
父と同じような経験をされた方って
実際に結構おられると思います。
この情報だけで判断すると病院が
冷たいように感じるかもしれません。
しかし、病院側としても
国から診療報酬を改訂され
患者さんを長く入院させると
赤字になって存続できない
仕組みになっているのです。
定められた条件の中で利益を
出していかなければいけないので
本当に大変だなと思います。
病院の事情、患者さんの事情
それぞれ色々あると思いますが
是非、この記事を読んでください。
■病院に入院できる期間について
病院には
色々な分類があります。
父が救急車で運ばれた際に
最初に入院した病院は
急性期病棟
といって
一般的に2週間程度で
退院となります。
大学病院は
急性期病院ですので
長く入院できません。
父のように難病で
症状の重い方でも3ヶ月です。
父は、急性期病棟に
2ヶ月入院して、転院したのは
地域緩和ケア病棟
と呼ばれる病院です。
入院期間は平均2週間から1ヶ月、
長くても2ヶ月となります。
20年以上前に祖父や祖母が
病院に入院していた期間が
1年以上だった事を考えると
最近は、入院できる期間が
本当に短くなりましたね。
昔の感覚でいると
あっという間に退院となるので
退院の目途を知るためにも
病院の分類ごとの入院期間を
知っておくと良いですね。
父は、地域緩和ケア病棟に
転院してから、1ヶ月で
退院となりました。
しかし、リハビリの結果
体重や筋力が回復して
めでたく退院
ではなく
病院の一般的なルールに沿って
退院となったように感じました。
退院時の父の体重は
入院前の62kgに対して
48kgしかありません。
足なんか私の手首くらいしか
ありません。
リハビリ目的の転院だったので
私には、不安が残る退院でした。
■退院後、4日で2回転倒、そして流血!!
実際に私の不安は、的中しました。
父が家に帰ってきた後も
わずか退院4日で2回も転倒して
そのうちの1回は顔から倒れたので
口や頬、腕から流血しました。
血液サラサラの薬を飲んでいるので
なかなか血も止まらないんです。
父は、難病の膠原病なので
傷口から細菌に感染するのも
リスクが高く、退院して
安心というよりも不安の方が
まだまだ大きいです。
最近の病院は、転倒しないように
室内の段差は少なく、床なども
滑りにくい素材が使用されていて
転倒のリスクが低くなっています。
このように環境が整った病院で
1ヶ月以上、リハビリすることで
何も問題がなければ、父に限らず
大丈夫だと感じる人もいると思います。
ただ、入院期間中の3ヶ月のうち
2ヶ月は、急性期病棟で安静に
寝ていたので筋力は低下します。
今年、骨折した薬剤師の森も
筋力の回復には
入院期間の3倍以上の時間が必要
と話していたので
父の場合、9ヶ月は病院なり
施設でのリハビリが必要です。
段差だらけの実家では
危険がいっぱいなので
ケアマネさんに相談中です。
■骨折のリスク
父は、75歳までは
風邪やインフルにもならず
とても健康的でした。
入院前までも普通に歩いて
車にも乗っていましたが
難病の影響と4月からの
3ヶ月間という入院生活で
・歩けても家で何回も転倒する
・階段の昇り降りができない
・車も運転できない
と筋肉や筋力の低下によって
今まで当たり前にできていた事が
できなくなってしまいました。
特に高齢者は
転倒による骨折
などのリスクも高いです。
骨折のリスクを防ぐためにも
筋肉を鍛えましょう!
と理屈では分かっているのですが
私も介護疲れからか階段から転倒して
肋骨にヒビ
が入って、先月まで
固定ベルトを巻いておりました。


今まで標準体重を維持していましたが
両親の介護で2kg痩せてしまって
足の筋力が落ちたのだと思います。
標準体重から、さらに痩せると
大事な筋肉が落ちている可能性があります。
体重を減らしたい
と日頃から思っている人は
ご相談を通じても多いですが
体重といっても
体重=脂肪+筋肉+水分など
色々種類があります。
・脂肪は落とした方が良い
・筋肉は、落としてはダメ
ここをしっかり意識しましょう!
食事制限やカロリー制限、
糖質オフですと、知らないうちに
筋肉が落ちている人もいます。
(筋肉を確認して維持できる人はOK)
筋肉や筋力維持はとっても大事なので
しっかり栄養のあるものを食べて
いつまでも自分で歩ける筋力を維持して
いきましょう!
追記:2025年9月25日(木)
健康管理士の岡野が
2025年10月29日(水)17:00~19:00
に介護経験を通じて感じた事を
オンラインでお話します。
参加費は、無料!
顔出しもしなくてもOK!
途中退席もOK!
興味がある方は
「介護トーク参加」
とご連絡ください。
本日も最後までご覧いただき
誠にありがとうございました。










お気軽にコメントください(#^^#)
コメント一覧 (4件)
ほんとによくわかります。
私も50代の時、母が脳梗塞になり、それがきっかけにパーキンソン病を発症し、母と同じ年齢の父も段々まだらボケになり、、
母は、入退院繰り返す度に筋力落ちて、自宅で転倒し、骨折し、、また入院して、、退院させられ、、とか、
次々といろんな事がありました。
岡野さんのを読んでましたら、その頃の大変だった事を思い出します。
私も元々細いのに更に痩せて37キロで面倒見てました。今は、38キロに戻り。太りたいのに太れない体質。(サルコペニア、フレイルになりそう!)
仕事もしてましたし。朝から夜まで気づいたら、台所で立ち食いしたおにぎり1個しか食べてないと思った時もありました。
パーキンソン病は手を添えないとひっくり返るのです。目を離せませんでした。
話せば長くなります。
とにかく、岡野さんのお話、良くわかります。
それでも、その家庭家庭で、介護も違うし、これは、本人でしか、そのご苦労はわからないものですよね。
くれぐれも岡野さんのお体を一番に、いろんな専門の方々に手伝って貰う方法はないかと相談されてください。
私の時は、あまりそんなことわからなくて、何だかがむしゃらにやってた感じ。
私がやってた10年前よりは、今の方がいろいろ助けてくれるところがあるのではないかと期待したいです。地域にも寄ると思いますが。
また、いろいろ教えてください。
うちはさいたま市。うちも、そのうち主人(75歳)のお世話も出てくると心配しています。
レオさん、ありがとうございます。
本当に介護は、話で聞いていたように大変です。
しかし、少し心や時間の余裕ができてきたので、両親の介護がはじまって良かったなと思えることもありました。
感動する事もあれば、落ち込む事もあるので、そのバランスをどうやってコントロールするかが、うまく介護と向き合うには重要かなと思います。
そのためには、まずは、情報を知って選択肢を持っていないといけません。
ですので、定期的に広場の記事で共有していきますね。
ひとりっ子と大騒ぎされながら、お子様も、ひとりっ子。納得できない。
匿名様
私がひとりっ子で子供も一人というのは
同じ運命を背負わせる可能性もありますね。
ですので、子供が生まれて良かったと
思える環境を整えるのが
親の責任だと思って過ごしています。
もともと糖尿病家系だったので
子供をつくるかどうかは、相当悩みました。
同じタイミングで両親が介護となったので
大変な時期ではありますが、孫にとって
家族の絆を感じる貴重な体験はありましたので
そういった面も今後お話できればと思います。