■どこに問題があると思いますか?
こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。
普段、お客様と会話する中で
「私、ご飯少な目です」
という方は、多いです。
しかし、体重や体脂肪率は、
目標を達成しているかというと、
そうでない方も多いのです。
では、一体、何が問題なのでしょうか?
みなさんも一度、考えてみてください。
■栄養成分表記を確認します。
今回のお弁当に記載されている
栄養成分表示は、下記となります。
エネルギー:440kcal
たんぱく質:19.0g
脂質:16.1g
炭水化物:37.7g
今回、糖質の記載がないですね。
食物繊維の記載もないので
糖質は、把握できません。
仮に食物繊維を1gとして
糖質36.7gを角砂糖で換算すると、
約12個分となります。
では、三大栄養素の比率を
PFCバランスにすると、
たんぱく質(P):26.1%
脂質(F):22.1%
炭水化物(C):51.8%
カロリーも一般的ですし、
炭水化物の比率も
そこまで高くはなく、
問題ないように思います。
■食後1時間後の血糖値は?
では、食後1時間後の
血糖値を見てみましょう。
過去ワースト10に
入るほどの高血糖です。
糖尿病の方やHbA1cが
5.5%以上の方には、
オススメできないですね。
私は、インスリン抵抗性が
起きているので、
すべての方がここまで
血糖値が上昇することは
ないかもしれませんが、
血糖値が上がりやすい
食事内容だと思います。
では、何が問題なのか?
お弁当の中身は、
・豆腐ハンバーグ
・湯葉入りだし巻き
・大豆と揚げの炊き込みご飯
・蓮根のきんぴら
・煮物
・卯の花
・ブロッコリー
・漬物
とヘルシーなものばかり。
炊き込みご飯や蓮根は、
糖質が高いので食後の
血糖値が上がりやすいです。
しかし、今回はそれ以上に
動物性たんぱく質が少ない
ということが問題です。
■動物性たんぱく質の重要性
今回のお弁当は、
栄養バランス的にも
問題ないように思います。
しかし、噛みごたえがなく、
10分程度で食べ終えて
しまえるような内容です。
今回のお弁当の内容だと、
ゆっくり食べても食べる
時間に限界があるので、
血糖値の上昇するスピードが速く、
肥満ホルモンも分泌されます。
ここにお肉や魚などの
動物性たんぱくがあれば、
骨を取ったり、噛む回数が
増えることで、食べる時間が
長くなることで吸収される
スピードも遅くなります。
五穀米ご飯の時もそうでしたが、
かなりヘルシーに思えても
血糖値が急上昇していると、
肥満ホルモンであるインスリンが
過剰に分泌されるので太るのです。
■まとめ:良質なたんぱく質を
ダイエット中の方にとって、
お肉を食べるのは、NGだと
思われる方もいると思います。
しかし、少なめのご飯や玄米、
五穀米、雑穀米と野菜、
植物性たんぱく質だけでは、
食後の血糖値が上昇することで
肥満ホルモンが分泌され、
太るケースもあるということです。
必須アミノ酸や鉄分を含む、
赤身の肉や魚介類であれば、
お腹いっぱい食べてください。
下記の記事では、高カロリーで
糖質量も多い食事でも楽痩茶と
高たんぱく質で食後の血糖値が
上がらないことを実証しています。
なぜ、お肉や魚介類は、
たくさん食べてもいいかというと、
血糖値をあまり上げないからです。
そして、炭水化物や糖などは、
最後に食べるという順番で。
一見、ヘルシーそうに思えても
体重が増える理由は、潜んでいます。
是非、食事の参考にしてみてください。
本日も最後までお読みいただき、
誠にありがとうございます。
感想などいただけると幸いです。
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