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苺(いちご)を食べると、太る?

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■苺(いちご)を食べると太るか?

岡野

こんにちは。
ダイエットプロフェッショナル
アドバイザーの岡野です。

春が近づいてくると
苺が食べたくなりますよね。

でも、

イチゴを食べると太る?

と気にされる方も多いです。

ということで今回は
糖尿病家系である岡野が
苺(いちご)を食べて
食後血糖値を測定します。

過去の果物シリーズは、
こちらを参考にしてください。

■苺の栄養素について

血糖値を測定する前に
苺の栄養について説明します。

いちご1個の重さは
15~20gです。

今回

15×7個=105g

となるので、
100gあたりの栄養素で
見ていきます。

食品成分データベースでは
いちご100gあたり

たんぱく質:0.9g
脂質:0.1g
炭水化物:8.5g
食物繊維:1.4g
ビタミンC:62mg
カリウム:170mg
その他:割愛

となります。

糖質の算出方法は

炭水化物=糖質+食物繊維

なので

8.5-1.4=7.1g

ですね。

ビタミンCの宝庫と呼ばれ
果物の中でもビタミンCの
含有量が高いので
風邪予防にも良いとされます。

■本当にビタミンCの宝庫か?

これまで、数々の常識を
違う視点でお伝えしてきました。

代表的なのは、スーパーフード
さつまいも(焼き芋)を食べると
高血糖が起きていたお話です。

苺は、ビタミンCの宝庫か?

を再度、考えてみてください。

文部科学省が公表している
日本食品標準成分表では
食材100gあたりのビタミンC
含有量が多い食べ物が
掲載されています。

ビタミンCが一番多い食べ物は

・アセロラで1700mg

となり、いちごの62mgは
60位より下になります。

厚生労働省が推奨する
ビタミンCの1日摂取量は
100mgです。

苺を食べるだけでは
1日の推奨摂取量を補えず
意外と少ないんですよね。

1日の摂取量にも満たないので
苺を食べるだけでは
風邪予防には厳しいと思います。

カリウムも苺が100g中
170mgに対して
ほうれん草は、690mgなので
苺だけでは、栄養素を補う
主役には厳しいですね。

何が言いたいかというと
よくスーパーとかで

〇〇(食材)は、
〇〇(成分)豊富で健康的!!


みたいな表現も少し論理的に
考えると、そこまで期待できない事が
理解できると思います。

苺に対して、否定的な感じの
内容になってしまいましたが
岡野は、そういう効果関係なく
苺、大好きですからね。

■食前の血糖値から

ではでは、話が脱線しましたが
早速、検証しましょう!

今回、岡野が食べた苺です。

糖度が高い「あまおう」です。

色もキレイで美味しそうですね~!

いつもは、娘が食べるので
お父さんは2~3個なのですが
今回は、お仕事だと言って
贅沢にも7個も食べました!!
(めっちゃ甘くて最高でした)

食べる前の食前血糖値は
下記をご覧ください。


朝起きて何も食べていないので
この日の血糖値は、低いですね。

空腹時血糖値は
100以上126mg/dL未満だと
糖尿病予備軍となります。

126mg/dL以上を超えると
糖尿病と診断されます。


ご自身の血糖値が分からない方は、
検診結果をみて確認してくださいね。

食前血糖値が73mg/dLは
正常です。
経験上、70を下回ると
低血糖で空腹感を感じます。

では、苺を7個食べた
食後1時間後の血糖値を
見ていきましょう!

どのくらい上がったか
想像して読んでみてください!

■苺7個を食べた後の血糖値は?(食後1時間)

果物は、血糖値が上がらない
という人もいますが
果物によって全然違います。

過去に岡野が調べた果物でも
血糖値の上昇には、幅があります。

果物
食前血糖値
食後1時間値
上昇幅
メロン97mg/dL166mg/dL+69
さくらんぼ(20個)81mg/dL136mg/dL+55
スイカ88mg/dL101mg/dL+13
無花果(1個)86mg/dL99mg/dL+13

苺は、どうでしょうか?


73⇒94mg/dL(+21)

苺7個を食べて
食後の血糖値は、94mg/dLと
血糖スパイクは起きていないので
まずは、安心ですね!

血糖値は、180mg/dLを超えると
活性酸素により血管内皮が傷つき
動脈硬化を起こす
とされます。

食後1時間の血糖値が
基準値内であっても
まだ安心は、できません。

では、次に食後2時間の
血糖値を確認していきますね。

■苺7個を食べた後の血糖値は?(食後2時間)

では、食後2時間の血糖値は
どうでしょうか?


94⇒97mg/dL(+3)

食後2時間の基準値となる
血糖値140mg/dL以下ですので
問題ありませんね!

糖尿病家系の岡野が
苺7個を食べても
食後1~2時間の血糖値は
基準値内なので

苺だけを7個食べたくらいでは
食後血糖値も低く、太りにくい

と言えるでしょう。

■苺の食べ方にご注意!

苺7個を食べても
食後血糖値(1~2時間)の
上昇幅は低かったです。

このくらいの量なら
苺を食べても太らないですね。

しかし、血糖値が上がりやすい
ご飯やパン、らーめん
パスタ、うどん、蕎麦など
糖質たっぷりの主食を食べた後
すぐに苺を食べると太ります。

また、苺だけなら良いですが
フルーツビュッフェみたいに
果物だけをたくさん食べるのも
血糖値は上がり、糖化も起こります。

月に1回など回数が少なければ
問題ないと思います。

岡野の場合、苺を食べるなら

①朝食にたんぱく質+食物繊維
 と一緒に食べる
 (例)サーモン、野菜、ヨーグルト、苺

②12時:昼食+からだ楽痩茶を飲む
 15時:苺(2~3個)を食べる

このように主食と一緒に
苺を食べずに肥満ホルモンが
過剰に分泌されないように
食べる時間を空けるのが

太らない食べ方です。

今回、岡野の結果なので
個人差はあります。

特に糖尿病やHbA1cが高い方は
ご自身で血糖値を測定して
最適な量を確認してくださいね。

苺もあなたにあった食べ方で
健幸習慣をお過ごしください!

本日も最後までご覧いただき
誠にありがとうございました。

血糖値を調べて欲しい
果物や食材があれば、
LINEからご連絡ください。


普段よく食べる果物を
ご連絡いただければ、
岡野が検証いたしますね~。

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この記事を書いた人

1978年11月4日生まれ 44歳
2002年9月12日入社のベテラン社員
妻と7歳の娘との3人暮らし
お酒大好き、食べるもの大好き
「楽しく健幸に生きる」が信条

自称ラーメン部長だった
独身時代の不摂生から脂質代謝障害、
肝機能障害、高尿酸血症で30代の若さで
再検査となる。

5年近く、大好きなビールを断ち、
ウォーキングを毎日続けても
健康診断の結果は変わらず。

その後、薬剤師 森が開発した
「からだ楽痩茶」を飲み、
【最適な運動】【最適な食事】で
検診結果はすべて正常に。

43歳の健康診断の結果が、
過去10年で一番良い結果です!

体重:67.3kg→58.9kg(-8.4kg)
ウエスト:86cm→74cm(-12cm)
体脂肪率:22.5%→14.8%(-7.7%)
中性脂肪:187→49(-138)
尿酸値:7.7→5.7(-2.0)
AST(GOT):25→14(-11)
ALT(GPT):53→18(-35)
γ-GTP:112→34(-78)
HDLコレステロール:37→53(+16)
LDLコレステロール:164→128(-36)
HbA1c:5.2%(2021年12月)
ヘモグロビン:14.1→15.4(+1.3)

健康管理士、ダイエット検定1級
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーの
資格を持っています。

元々、太りやすい体質でまんぷく丸と
呼ばれ、過去の多くの失敗から学び、
健康管理士としての「知識」と
ダイエットプロフェッショナルアドバイザーとしての
「実践」を踏まえ、ダイエットや健幸(健康)になれる
価値ある情報を伝えていきます。

 お気軽にコメントください(#^^#)

コメント一覧 (2件)

  • いつも参考になることを載せてあただきありがとうございます。何回か繰り返してみております。
    いじわるなことです。
    私が間違えていたらごめんなさい。
    イチジクの栄養素とありますがイチゴ🍓と読んで正解ですね?

    • ちこう様

      ご指摘、ありがとうございます!

      修正いたしました~。

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